電子部品の種類と役割について

備忘録
なおきち
なおきち

昨年からこういった関わりの仕事に携わることになりまして、備忘録として残そうと思います。

電子部品は数多くありますが、その中でもピックアップしてご紹介します。

プリント基板

電子部品それぞれを繋ぐ役割、その名の通りベースとなるものです。各電子部品のはんだで実装して使用します。PCBと略すこともあります。英語ではPrinted Circuit Boardの頭文字になります。

※電子部品実装前はPWB(Printed Wired Board)と言います。生基板と言ったりもしますね。

この板状のものに導通(電気を通す)するための導線(パターン)が張り巡らされています。ランドやスルーホールといった円形のパターンや穴もあります。

私自身はこのいわゆる緑のプリント基盤しか見たことないのですが、「紙フェノール基盤」と言うものもあるみたいで、名前の通り紙の材質となります。

なおきち
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ひとえに紙と言っても、材質が紙製ということで、いわゆるペラペラの紙ではないです。

抵抗

電子部品では抵抗器と一般的に言います。回路記号はRで表します。英語で抵抗はResistanceと言うので、その頭文字ですね。

簡単に言うと、電気の流れを調整したり、電圧を分散させたり、電気エネルギーを熱に変換します。可変抵抗器、固定抵抗器、半固定抵抗器などの種類があります。

ダイオード

回路記号ではDで表します。英語ではDiodeですね。電気の流れを一定方向にする電子部品です。いわゆる半導体ですね。(世間は半導体不足のようですが…)※2022年現在

電流が入ってくる+(プラス)側をアノード、電流が出ていく−(マイナス)側をカソードと言います。発光ダイオード、レーザーダイオード、ツェナーダイオードなど色々種類がありますね。発光ダイオードは世間的には「LED」としても有名ですね。

ちなみに写真のような素子の両サイドからリードが出ている部品をアキシャル部品と言います。

トランジスタ

回路記号はTrで表します。英語ではTransistorです。電気信号の流れを高速にスイッチングする役割や、電気信号を強いものに変える増幅器としての役割ががあります。

ちなみに写真のような素子の片側からリードが出ている部品をラジアル部品と言います。

コンデンサ

回路記号はCで表します。英語ではCapacitorですね。Capacitorと書くように、日本語でもキャパシタと呼ばれることがあります。では、なぜコンデンサなのか。

wikipediaによると

「コンデンサ」の名称は、電気の正体が解明される以前に、「濃縮する(コンデンス)」という印象から名付けられており、「キャパシタ(収容する物)」の名称の方が物理的な実態をよく表している[独自研究?]。 英語で「コンデンサ(condenser)」と言った場合は、熱機関における復水器などを指すことが殆どであるため注意が必要である[要出典]。ただし「コンデンサマイク(condenser microphone)」など、英語でも「コンデンサ」で定着している単語もある。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%B3%E3%82%B5

「コンデンサ」 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

最終更新日時: 2021年11月29日 (月) 15:04‎(日本時間)アクセス日時: 2022年 1月12日 (水) 23:00‎(日本時間)

蓄電器とも言われ、電気を蓄える働きや、電気を放出したりする役割となります。直流(DC)の電流を通さないという性質があり、交流(AC)のみ通します。また、電圧の安定化やノイズを取り除くといった用途に用いられる事が多いようです。

以上、何点か説明しましたが他にも電子部品は沢山あります。続きはまたの機会に説明できればと思います。

オームの法則について

小学校の理科の授業の際に、電気の授業があったと思います。その時に、「オームの法則」、「オームの法則」とよく言っていたと思いますが、あの時、Ω(オメガ)で表していたのが抵抗のことですね。

ちなみに抵抗値 R(Ω)は電圧 V(E)÷ 電流 I(A)で計算することができます。オームの法則ですね。

R = V/I

電圧 Vは電流 I×抵抗 Rで求めることができます。

V = I R

私はこれで覚えています。最初はこれだけ覚えておくと良いと思います。

おすすめの参考書

私が初めて買った参考書になるのですが、基本的な電子部品のことや役割など書いてあります。小難しいことも書いてあるので最初はよくわからないとなるかもしれませんが、図解もあっておすすめです。実際の部品を見るとよりわかりやすいのですが、ネットで画像を検索するだけでもイメージは着くのかなと思います。

著:松本 光春
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なおきち
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初学の方はよければチェックしてみてください。

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