2022年仕事始めとなりました。昨年は個人的には色々あった1年となりました。皆さんは今年の抱負などありますでしょうか。私は今年は会社からも推奨されているQC検定を受験しようと思います。そこで、今回はQC検定とは何か。と言うことを簡単に説明しようと思います。
↓こちらの記事で未経験の私が3級に一発合格した勉強法を記載しております。↓
QC検定とは
QC検定とは、日本規格協会グループ(JSA GROUP)が主催している品質管理検定のことです。QCは英語で質という意味のQuality、管理という意味の Controlのそれぞれの頭文字をとっています。
品質管理とは簡単に言うと、適正な管理を行い良い品質の製品をお客様に提供し続けることです。モノづくりをしている企業にとっては無くてはならないものですし、組織的に取り組まなければいけない活動です。
製品を管理するには色々なツールがあります。そういったツールの使用法や管理的な知識が問われるものがQC検定となり、基本用語の意味やツールの用途、目的、仕事の進め方などが問われます。
特に受験資格などは不要になり、誰でも受験する事ができます。ですので、未経験の方でも1級や2級からでも受験が可能となります。
検定の種類と合格点
QC検定の種類は1級〜4級まであり、それぞれの対象は下記の様になります。
- 4級・・・品質管理を初めて学ぶ人
- 3級・・・業種・業態にかかわらず自分たちの職場の問題解決を行う全社員
- 2級・・・自部門の品質問題解決をリードできるスタッフ
- 1級・・・品質問題解決の指導的立場の品質技術者
合格点は7割以上必要となり、各試験分野で5割以上の得点を取ることが必要となってきます。
受験日程と試験会場
受験日程に関しては、毎年3月と9月の年2回開催されます。
※今後コロナの影響で開催中止なども予測されるので注意して下さい。
概ね試験日の3ヶ月程前から受験の申し込みが開始されます。申し込み期間は約1ヶ月です。
試験会場に関しては、受験地は各都道府県で希望を出すことができますが、詳細な試験会場に関しては、受験票に記載されているため、それまではわかりません。
申し込み
受験の申し込みについてはJSAの公式サイトより申し込み可能です。個人の申し込みと、団体の申し込みがあります。また団体で受験する場合は10%の割引が効くみたいですので、企業ぐるみで受験する場合は便利そうですね。
ちなみにコロナの影響だとは思いますが、2022年現在、試験の申し込みは抽選方式になります。
申し込みした時にメールが届くのですが、メールの内容に【注意】受験申し込みはまだ完了していません!となっていて、私自身も最初びっくりしました。ただ、よほど定員いっぱいにならない限りは、無事受験できると思われます。
受験料
各級の受験料は下記の様になります。
単願 | 併願 |
1級: 9,900円 | 1級・2級: 13,860円 |
2級: 5,500円 | 2級・3級: 8,910円 |
3級: 4,400円 | 3級・4級: 6,930円 |
4級: 3,300円 |
全て税込の金額となります。 詳しくは公式サイトをご覧ください。
私が受験するきっかけ
冒頭でも少し述べたのですが、私が今回受験するきっかけとなったのが、会社で推奨されているからです。少し関係する業務にも携わっておりまして、まだまだ知らないこともいっぱいあります。
その上で、1つの目安になれば良いかなと思う様になり今回受験の決意をしました。知らないことを勉強しながら資格も取れれば言うことないですね。
ちなみに今回私が受験するのは3級です。
勉強するにあたって
勉強するにあたってはありきたりになるかもしれませんが、私個人としては初めての受験になるので、
4級のテキストを購入し、基本から入っていこうと考えています。
4級は計算問題がなく、入り込みやすいと思うのでコツなどが掴みやすいと思っています。4級のテキストで初めて練習問題を解いて、その上で3級のテキストで理解を深めていき、最後は過去問が必要になってくると思いますので過去問も購入しました。過去問は2回は繰り返していきます。
以下のテキストは実際に購入しましたが初心者にも非常にわかりやすかったです。
過去問は本屋や通販サイトにもいくらでも販売していると思うので、値ははるかもしれませんが、ここは悩むよりは購入した方が良いと思います。
私の場合は最初にテキストと一緒に過去問も購入して、自分を追い込んでおります。
今回はQC検定について簡単に述べさせて頂きました。これから受験する方も、今後受験を検討する方も一緒に合格できるようにがんばりましょう。